あつた蓬莱軒 名古屋市熱田区神宮
2010年 08月 01日
知ってるひとが見たら、その時系列たるやメチャメチャ。
半年も前のことを、さぞ昨日のように日記にする。
それはそれで、才能かもしれない思うのはオレひとりで、
大概は、またデタラメを書いているとなるのである。
さて、本題は、土用の丑の一日前、
つまり、1週間前の話である。
その土用の丑の日の一日前に鰻を喰う話だ。
鰻を喰うとスタミナが付くそうだ。
「スタミナなら肉に任せとけ」って、もう20年くらいも毎年思うが、
「丑」に「牛」とか、どう、なにを仕掛けても、この日は鰻には勝てない。
土用の丑の日に、鰻に勝てる企画を作れたら、
それこそ、全国牛肉連盟とか、日本焼肉協会とか、
そんな団体があるのかどうか知らないが、
そういうとこから、連盟賞とか協会長賞とかを貰えるに違いない。
だから、そんなの最初から諦めているって訳じゃないけど、
まあ、普通に名古屋あたりで、ひつまぶしでも掻きこんでた方がいいんだよな。
ノブナガのご飯リレーじゃ登場しなかったけど、
味噌カツ、味噌煮込み、手羽先、きしめんに比べて、ちょっと高級、
そのあたりを考慮すれば、意外に出たかも知れないなとか、
ノブナガ知らないひとにはなんのこっちゃだな。
そう言えば、この日、猛暑の炎天下、
暑いは蚊には刺されるはで、店の表で2時間近く待ったが、
その間、運転手付きのベンツで颯爽と乗りつけるセレブさんや、
黒塗りのハイヤーから、オネ-チャンと降り立つ怪しげなオッサンに混じって現れたのは、
名古屋の英雄、薬師寺保栄である。
ただ、家族でワンボックスに乗ってやって来たのには受けてしまった。
さすが、庶民派である。
注文して数分で出てきたひつまぶしを、
ホンの20分かそこらで平らげ、正味30分にも満たない流れ作業だったが、
ご存知、1杯目はそのまま喰い、
2杯目は、薬味を乗っけて、
3杯目には、薬味を乗っけてから、お出汁を注いでお茶漬け風にして喰う。
そして、最後の4杯目には、お好みのスタイルで喰う。
というのが、ひつまぶしの喰い方らしいが、
オレは、その3杯目の喰い方、薬味にお出汁のお茶漬け風がイチバンなのである。
大概の客はそうなのだろう、
実際、蒲焼のタレは、甘辛が強調されたちょっと濃い目のタレが使われ、
お出汁を注いで調度よい味加減になるのであるから。
だから、元祖なんだろう。
土用の丑の前日の日曜日、
名古屋までひつまぶしを喰いに行くという、まあ、ミーハーなんだろうなあ。
あつた蓬莱軒 神宮店
名古屋市熱田区神宮2丁目10-26
TEL;052-682-5598
11:30~14:30、16:30~20:30
火曜休
ひつまぶしは¥2,730也。
私もこのお店、去年の6月に行きました。(土用の丑とは無関係の日)
人生で一番美味しいと感じた、ひつまぶしでした。
私は待ち客用のリストに名前を書いて2時間、近くの熱田神宮で時間を潰しました。
ミーハーというより、その執念に敬服です。
こんな方まで遠征ですか。
さすが!
そう、神宮を散歩って手もありましたね。
でも、なんか、いつ呼ばれるのかわからなくて、
その周囲に漂う殺気に近い緊張感で、
とても、店を離れる気にはなれませんでした。
次回には神宮を散歩した後、ゆっくりと味わいたい気がしてきました。
しばらく更新ないから(ヒト様のことは言えねぇ~が)
忙しいのねぇ~と思ったら、鮎の次は鰻。
しっかり遊んで喰ってるじゃん!
まぁ、それって大事なんだけど。
ところで週末の家、涼しいところ買い直すほど
金持ちじゃないので
だぎんちゃんの愛人になったら買ってくれますぅ~?
他の店なら怒りたいようなことも、群集心理で怒らない?
今は鰻専門店のような感じですが、元々は日本料理屋さん。
特に名古屋風の素材を大切にした料理はあの界隈では評判の店です。
今の時期、長良川の天然鮎、三河湾の天然の車エビ、師崎の本コチ、
伊良湖水道のスズキ、三河湾の鱧はシンプルに調理して美味しく供されます。
私はこの店に鰻を入れている鮮魚店の小売部で鰻の蒲焼きを買い、
自宅で鰻丼にするのが常です。3分の一の値段で済みます。
買い替え時のお櫃が多いのが気になります。
テレビ取材の時は新品か剥げていないのを使うようです。
パステルや知多家など多数のフランチャイズを運営する
チタカインターナショナルの創業者の角一族はこの町内の出身です。
あ~、日本料理の店でしたか。
そう言えば、メニューにはそれっぽいのもあったような・・・
でもまあ、あの日は鰻の日。
なんか、ベルトコンベアに乗ってしまって、
それ以外が、まったく見えませんでしたね。
そうそう、あのお櫃、出された時には、
ちょっとびっくりだったけど、
まあ、そんなものかなとスルーしちゃったけど、
写真であらためて見ると、結構いってますね。