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オクトーバーフェストに私を連れてって。

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簡単に言うと、ドイツのビールのお祭り。
日本でも最近盛んに開かれていて、
横浜の赤れんが広場では、来月から2週間ほど開かれる。

その名脇役が各種のソーセージ。
ビールと言えばソーセージだが、
今では、そのソーセージが主役を喰っちゃうほどの人気だそうだ。

そんな流れにちゃっかり便乗しようと、
この機会を虎視眈々とねらっていたバイヤーさんがいた。
試作に試作を重ね、
今年は諦めようかとも思っていたが、
ギリギリになってやっと出来上がったヴルストは、
多分、ドイツの人が食べたら、その故郷を想い出し涙を流すかも知れない。
なんてちょっと言い過ぎたが、
白いのが、その名の通り「ヴァイスヴルスト」で、
スモークが掛かっているのが「ピラーテンヴルスト」。
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どちらも、旨味とコクを出す為に牛肉を練りこんでいるヴルストだが、
ヴァイスヴルストの方は、その食べ方で、
もう結構お馴染みになっているソーセージ。
ボイルした後、ナイフでケーシングを切り開いて中身を食べるか、
ボイルして、ケーシングの両端を切り落とし、
中身をナイフでそぎ出して食べるかの方法だ。
昔の魚肉ソーセージの食べ方に似ているかも知れない。
まあ、魚肉ソーにナイフは使わないが。

中身は細挽きの優しい味、
名の通り、ノンスモークのきれいな白上がりな外観を出す為に、
牛肉も色が淡い仔牛肉を使っているのが特徴だ。

一方、ピラーテンヴルストは、一般にはまだまだ馴染みがないヴルストだが、
こういう機会に紹介して、食べてもらうのもいいことだと思う。
こちらも、旨味とコクを出す為に牛肉を使っているが、
元々のレシピは、牛肉を原材料のメインにしたソーセージで、
ケーシングも、ウインナーのように細くなく、
モルタデラやランチョンミートのように、
スライスしてハムのようにして食べる形態のソーセージだ。
スパイスにグリーンペッパーを使いアクセントにして、
ケーシングの中身は牛肉も豚肉も荒挽きだ。

これを、おウチシェフは、
両方ともボイルした後、ちょこっとグリルしたが、
これも、香ばしく仕上がっていい感じになっている。
付けあわせは、夏前から作り置きしてあるザワークラウトとピクルス。
当然、ビールから始めたが、
途中から白ワインにした。
喰うのも飲むのも自由がいい。
by tadano_buta | 2010-09-22 01:11 | お肉のこと | Comments(0)

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