フレンチの〆にチャーシュー麺。
2010年 10月 13日
フレンチの帰りにラーメン屋さんに寄ったんじゃなく、
フレンチを腹一杯喰った翌日の昼にラーメン屋さんに行っただけのこと。
ただ、昨晩のフレンチの印象があまりにも濃かったので、
なんとなく、チャーシュー麺を喰いながら、
これって、「きのうの続きかいな」と思っただけのことである。
さて、きゃらのチャーシュー麺、
ここって、使っている野菜は、自家農園の無農薬、
スープは無化調、
チャーシューも自分ちのスモーカーで焼き上げるという自然派。
そのチャーシュー、最近にはない中華料理屋の焼豚に近い。
使用部位はモモ肉。
大概のラーメン屋さんのチャーシューがバラ肉か肩ロース肉なのにここのはモモ。
多分、バラや肩ロースだと、豚の脂が出てしまい、
きゃらのスープには邪魔になってしまうからなのかも知れない。
そして、肉のまわりには、中華焼豚の特徴である、薄っすらと紅色。
周囲が紅色になった焼豚も、最近では珍しいが、
この紅色、紅麹で着色することがほとんどだが、
ここのはもしかしたら、野菜由来かも知れない。
豚肉を調味液に漬け込む時に、白菜や人参やキャベツなどと一緒に漬け込むと、
それらの野菜に含まれている硝酸で、肉は発色する。
そういう化学反応を知っていたら、
この自然派ラーメン屋さんは、そっちを選択するだろう。
もうひとつは、焼き上げ時に、最初にバーッと火力を強くして焼くと、
肉の表面が紅色に発色する。
なんでか理屈は分からないけど、
そうやってする着色もある。
昨晩の余韻が続く中でのチャーシュー麺だったが、
あっさりしたのを食べたい時に行くラーメン屋ってのも、
案外、オレの中では重宝しているんだが、
そういうモチベーションで喰いに来られるラーメン屋さんの方はどうなんだろう、とも思う。
それにしても、ラーメンって知れば知るほど奥深いんだよなあ。
ところで、前の晩の濃いフレンチのお話、それはまた後日ということで。
らーめん 伽羅(きゃら)
駿東郡清水町柿田136-41
TEL;055-983-1230
11:00~14:30、17:00~21:00
月曜休
チャーシュー麺は¥800、
塩海老ワンタン麺もおんなじくらい也。
あんまりおいしそうで、、、よだれが、、、失礼。イギリスのウェールズに住んでおります。お肉の塊は、日本と違って手に入りやすいで、次回は焼き豚を作ろうと決心しました。
ウェールズ!スゴイことになってきました!
ワールドワイド!インターナショナル!グローバル!
失礼。
イタリアやスペインの豚と違って、イギリスの豚って馴染みがないですが、
美味しい焼豚になるといいですね。