地下にあるコーヒーショップのサンドウィッチ。
2011年 04月 07日
すぐの角を左に曲がると、MRIや放射線がある一角になる。
その一角へのドアを開けると、
なんとも嗅いだことのない独特の匂いが空気を覆っているが、
それが、そこに治療に通う患者さんたちの体臭なのか、
いくつも並ぶ大きな機械や、パソコンらしきモノの加熱の匂いなのか不明だが、
ちょろちょろしてると吐き気に襲われてくるので、足早に通り抜ける。
その先を進むと、お掃除のオバちゃんたちが、
世間話をしながら、タムロしているオープンな部屋があり、
さらにその奥に、例のコーヒーショップがある。
テーブルもなければ、椅子もない。
オーダーして、しばらくすると商品は、手渡しで渡される。
ここに来るのは、まず100%病院の関係者、
それも、スタッフや医師、看護婦さんたちだ。
ある医師は、血液で汚れた白衣を脱ぎながら、コーヒーをオーダーし、
その白衣を、隅にある大きなギャべッジボックスに放り込み、
サイズが書かれた棚から、新しい白衣を取り、
すっぽりと、それを被った頃にちょうど、コーヒーやサンドウィッチが手渡される。
ハードブレッドも、生ハムも脂も良くないのは、百も承知。
でも、美味しそうに、それらを頬張る彼らを見ていると、
それは、ちょっとジッとしていられない。
彼らのように脱ぐ白衣は着てないので、
オーダーした後は、ただポツンとして待っているだけだが、
暫くして、オーダーしたサンドウィッチを手渡す女性が、
その大きなマスク越しにも、
結構、若い女性だと分かり、なにか場違いな居心地の悪さがあった。
中身からプレスハムとモモハムを引っ張り出し、
カウンターの隅っこにあったベストフーズのマヨネーズを付けて喰う。
乾いた口中で、ハムの味も、マヨネーズの味もしなかった。
やっぱり見ているNHKの天気予報。
その気温予想で今朝は冷蔵庫にビールを用意してから出かけた。
日本酒も入れてきた、うふふ。
い~だろぅ?ってゴメンなさい。
なんだか元気無いな、悲しいじゃないか!
早く元気になってよぅ(涙)