「食い倒れって」、言うけど・・・
2014年 05月 01日
ホント、倒れそうになってしまうほど旨そうな食いもの屋が多い。
出張で寄ることが多いから、そんなに高級なお店には行かないが、
車で移動していると、あちこちに美味しそうな看板を見つけ、
左に曲がるつもりがなくても、左にウインカーを出していたりして、
なんだか、危なっかしい。
豚肉の相場が急騰し、精肉の調達、販売が難しくなってくるが、
加工品だって同じ。
ハムやソーセージの原料だって豚肉。
加工品だけ別って訳にはいかず、
今は、静観しているハム・ソーメーカーさんも、
その内、値上げの交渉にやって来るに違いない。
で、その先手を打つというつもりはないが、
お取引している中小のメーカーさんを廻り、
先に、拝み倒してしまいましょうという今回の出張。
メーカーの社長さんたちも、
そんなことは百も承知で、こちらの相手をしてくれるが、
決まって、「まあ、飯でも」となる。
大阪市内天六にあるローストポークのメーカーさんの社長さん、
いつもの鰻屋さんの前を通り越して、連れてってもらった先は、
「天六うどん」。
立ち食いのうどん屋さん、大阪のソウルフードである。
「下品なくらいにダシが濃い」のキャッチ通り、
関西とは思えないほど、きっちりダシが利いている。
さらに、頼んだ牛スジうどん、
経時変化として、煮込まれた牛スジの味がダシに移り、さらに濃くなってくる。
社長さん曰く、「○○さん、こっちの方が性に合っているやろ」、
意味不明だが、
背筋を伸ばし、足を踏ん張って食べる立ち食いうどんは、
座敷で、猫背で食うひつまぶしより健康的かも知れない。
定番の寄り道は、串カツ屋さん。
揚げ場の真ん前のカウンター席で、
忙しそうにネタを揚げているオニーチャンと、しょうもない話で盛り上がる。
このしょうもない話が楽しみだったりする。
ビールの酔いも気持ちよく、
あとは、静岡まで2時間、食い倒れたまま寝ていくだけである。
「○○さん、こっちの方が性に合っているやろ」って
ケッサクだね、おっちゃん。
しかし大阪って・・・・関東の人間とDNAが違う気がする。
かけうどん買って、そのどんぶり持ったまま隣の店に
天ぷら買いに行ける?
「なんでぇ」?って聞いたら
「そっちの天ぷらのhぷが旨いから」だって。
関東じゃできねぇ。
右のウインカー出して、左に曲がってまうんや。
田舎やからええ場合もあるんやけど、東京とか大阪の大都会やったらとんでもないことになるやろなぁ。
気ぃつけんとあかん。
んでも、「おトンカツ」、うまそうやなぁ。
おビールと親戚やもんなぁ。
行こ?
大阪のおばちゃん、強いんやで? いやほんまに!
スケールがでかいっていうか、太っ腹なんやな?
それと、めっちゃ面白いおばちゃんも多いんや。
「しかし大阪って・・・・関東の人間とDNAが違う気がする。」
私もそんな感じがする。
まぁ んなことは別として、いっぱいやりたいなぁ。
おビール、大好きなんや。 んな飲まれへんけど。
おビールが恋しい季節になりましたね。