三六 駿河区稲川
2017年 06月 22日
なにしろ、おウチに近い。
ちょっと、ごはんを作るのがめんどーになったり、
帰りが遅かったりした時、
「じゃあ、三ちゃん行くか」となる。
安かぁないけど、便利、旨い・・・早くもないけど・・・
ヨシギュウに近い。 ・・・そうでもない。
ここの売りは清酒。
「これどう?」
保冷庫からは見たことも聞いたこともない銘柄がポンポン出てくる。
魚は尚良い。
静岡には前浜で魚種が豊富な駿河湾があったり、
清水や焼津の遠洋の港があったりで魚の質はめっぽう高い。
従って、それを食う客の目も舌も相当に肥えている。
ヘタな鰹やマグロを出せば、
あっという間に、狭い街中の噂になりドナドナだ。
バローやベイシアなどちょっと全国区のスーパーが出て来ても、
なかなか根付かないのは、
マグロの切り方だったり鰹の提案の仕方だったりが、
静岡の地場と違うのである。
彼らはたぶん気付いているが、
大きな会社のマニュアルというモノに邪魔され、
一向に地場のやり方に沿わない。
だから根付かない。
お魚をどこの仲卸を使って仕入れているのか知らないが、
仲卸のほとんどが市内北部の流通センターにあり、
そこには毎日、築地からの荷が入ってくる。
トウキョウでは築地だの豊洲だのって大騒ぎだが、
あれって、トウキョウだけの問題ではない。
日本の中央市場なんだから、
もっと、全国的に議論してもいいんじゃないかと。
とは言っても、もうすっかりカタが付いたみたいだが。
市場は一ヶ所集中が基本、
あっちこっちにあったんじゃ、
巡るだけで大変である。
都庁のオバちゃん、
あまり利口な部下をもってらっしゃらないのかも知れない。
オジちゃんが細々と、注文が入れば焼いてくれるが、
若干、小さ目で、うな重で食うより、
清酒の肴で食った方が良い。
そして、酢飯があれば鮨も握ってくれる。
割烹料理もあれば鰻もあり、鮨まである。
そんなら、ヨシギュウと言うよりデニーズかも知れない。
でも、職人技的にはサイゼリアか、
大将、時々深呼吸しましょう。
三六
静岡市駿河区稲川3‐6‐24
TEL;054‐282‐7987
17:00~22:00
月曜休
おまかせで食べて呑んで、ふたりで¥16,000也。
日本酒が進みますね~^^。
都知事は就任してから、特に仕事らしい仕事は何もしては
いないような。
ただ、自分が目立つよう移転にあーだこーだケチつけて、
豊洲移転が遅れたが為に発生した莫大な費用は結局都民が
払う事になるのでしょう・・・。
築地に商業施設と言ったって、既に東京にそうした施設は
バカみたいに沢山あって、閑古鳥が鳴いている所も多いと
言うのに・・・。
地方から、この騒動を見ていると、
築地でも豊洲でもいいですけど、
そこに遊びにくる観光客とか、
そこに毎日買い物にくる銀座の割烹の板さんとか、
だけじゃなくて、
そこに集まった魚が全国に向けて出荷されているってこと、
そこの視点が欠けているような気がします。
都庁のオバチャン、知ってんのかな?