うな一 島田市船木
2008年 01月 25日
「北海道には美味しい鰻どころか鰻屋さえない」
と嘆いている方へのアテツケに吉田の鰻を喰ってきた。
吉田というと浜松と並ぶ鰻の旨いところ、
って言うか、今じゃ浜名湖周辺より、こっちの方が養殖場は多い。
その鰻屋は150号線の沿線に集中しているが、
ここは、そこからお茶で有名な牧之原方面に行き、
さらに脇道に入って、某食肉加工メーカーの支店脇の道を登って行った先にある。
誰がこんな山奥の鰻屋まで来るのか、
それが、わんさか来るのである。
店の前を通るのは空港建設の車くらいだが、
その道を不法占拠する他県ナンバーの車の列。
ちょっとした異空間である。
でえ、この日はその某食肉加工メーカーの友人と昼飯。
なんだかんだ言っても友だちは友だち。
半年振りでも、すんなり馬鹿話しに入っていける。
「いろいろあったよなあ」、これで元通りだ。
最近富みに厳しくなった社内事情に、
各キーパーソンの近況、
なぜか彼もひと言、「過酷だよ」。
これにはオレも大爆笑。
訳も分からず、彼もつられてヒキツリ笑い。
鰻を待っている時間がやけに短く感じられた。
さあて、ほどよく馬鹿話しも一段落した頃登場の鰻重ちゃん、
厚めのふっくらした関東焼きの鰻が一匹半。
お重から蒲焼の身が盛り上がっているほどのボリュームである。
んでは、山椒を掛けてガッツリ頂きますか。
ここの大将の親戚が鰻の養殖屋、
主に都内の有名店に卸しているそうで、
そこと同じかマイレージ的にはずっと近場で鮮度がいい鰻を、
都内の約半分のコストで喰えるシアワセ。
しかも、奥さんが東北出身だそうで、
その奥さんが漬けた漬物もどっさりと付く。
さらには、相良で揚がったシラスの釜揚げに辛味大根。
蒲焼が乗ってアドレナリン爆発の舌に、
漬物やシラスの冷やっこさがタマラナイ。
シラスや漬物を絡めて鰻重のイッキ喰い。
鰻は無言のイッキ喰いに限る。
ゆっくり味わいながら喰いたかったら、また来ればいい。
お代わりってのもいいだろう。
お重を持ったまま、上目遣いに窓外に目をやると、
真近に茶畑のまあるい畝、
そして、その向こうに雪をかぶった富士山。
やっぱり、ニッポン人にはお茶と富士だよ。
そして、鰻の蒲焼もな。
うな一
島田市船木2351-70
TEL;0547-38-2314
11:30~14:00、17:30~
月曜休
鰻重の松、¥2,205也、末桁の5円の意味がわからん。
羨ましいです。
あと、八目ウナギなんかも、とれます。食べたことないですが
焼いているニオイは、うなぎと変わらないかもしれません
目にいいようですね
では、名古屋へ寄って手羽先、浜松に寄ってうなぎ、それから東京?
浜松って、東京に近かったのかな? 静岡の方が近い?
食い意地が張ると、よくわからなくなったりして・・・という事にしておこう(・_・;)
はい、そう来ました。
じゃあ、全国縦断旨いもの行脚ですね。
浜松は東京からひかりで1時間半、静岡は1時間ってとこかな。
浜松でうなぎの次は、清水で寿司です。
うなぎだけなら三島でもOKよ。
あ~ニッポンは美味しいものだらけ!
そうそう、北海道はあまり鰻って食べないかも。
札幌の百貨店などには東京や関西の鰻料理店が入ってますが。
ウチは母が西の出身なので、長もの(穴子や鱧も)が好きで札幌でも一緒に食べますが、友人(札幌の)とは食べたことなかったですねぇ。
今気がつきました(^^)