カンティネッタ アドルノ 静岡市両替町通り
2008年 06月 16日
まあ、あ~言うのを
神がかりって言うんだろうなあ。
スゴイなあ、
あんなん、あの舞台で
見せつけられたら、
まわりの連中も戦意消失って
もんだろうなあ。
観ていてあまりに力が
入り過ぎたのか、
昼から寝入ってしまい、
起きたらもう夕方。
仕方ないから洗濯機を
回しっぱなしにし、
近所にご飯に出掛けた。
近所と言っても、
駅を超えて向こう側、
まあ、寝起きの散歩にはちょうどいい感じだ。
アドルノは日曜日もきちっと営業しているから、
オレのようなものには都合がいい。
なんせ、日曜日までコンビニじゃあ、
月曜日を向かえる気持ちも失せてしまうと言うか、
人生に絶望してしまうかも知れない。
店に入るとアドルノのオッちゃんに挨拶をして、
カウンターの隅っこに席を取る。
ちょうどパルミジャーノ・レッジャーノの大きなチーズの隣あたりだ。
そのチーズの濃厚な香りの中、
「とりあえずビール」と言うと、
アドルノの「またこのヘンテコな日本人が」って言いたそうな顔で、
オレの今日始めてのご飯が始まる。
ここのキケンなとこは、
オマカセにしとくと、
オレの胃袋具合に関係なく喰いものが運ばれてくることだ。
まずは、牛モモスライスのカルパッチョ。
イタリアンパセリとパルミジャーノチーズに埋もれた牛肉に、
結構なサシも入っていて旨い。
最初のコベルト代わりの盛りと、
ここまでは普通だが、
ここからが、今夜もまた冷蔵庫整理とばかりに、
いろんなものが大盛りでやってくる。
サラミと生ハムの盛り合わせ。
どう見ても、3、4人前はある。
旨いけど喰えねえぞ。
そして、甘鯛のグリル。
あしたは休みだから、鮮魚を残しておいてもショウガナイ。
その気持ちは分かるが、
ひとり客に、一尾そのままはないだろう。
パリパリの鱗は香ばしく、
オリーブオイルとタイムの香りいっぱいの白身はふっくらと、
旨いけど、やっぱり一尾はねえだろ。
そして、最後にラムチョップ。
こうなりゃ、3本だろうと4本だろうと、
そんなのカンケーネエ。
意地で喰い尽くし、
途中で始めたワインも、
ひとりで1本飲み尽くし、
なんかバツゲームみたいな気になって、
「満腹だからエスプレッソにしてよ」と言うと、
「ドルチェはいらねえのかよ、この日本人」
みたいなことをイタリア語で言っている。
(イタリア語なんてわからないから、たぶんそんな感じ)
アドルノでご飯を食べるときには、
必ずそのメニューの量を確認することですねって。
あしたは、ウッズの最終日を観ようか、
それともちゃんと会社に行こうか、
まあ、当然、会社だよな。
会社でウッズを観る。
これだよな。
Cantinetta Adorno カンティネッタ アドルノ
静岡市葵区両替町1-3-9 わかさB1F
TEL;054-221-8308
11:00~14:00、18:00~21:00
月曜休
きっと甘鯛が高かったんだろう、ひとり飯に¥15,000はねえだろう。
僕が以前いたイタリア料理店の2階にあったカフェをイタリアンカフェにプロデュースした彼は敵です。
たぶん通じます。
奥さん日本人だし。
サーブしてる兄ちゃんも、言ってくれればいいのになあって気がしました。
まあ、それでも美味しいから食べちゃうんですけどね。
ところで、タイガー、どうなったのかなあ?