カテゴリ:浜松で喰う |
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2009年 12月 04日
![]() 牛肉を仕入れに走り回ってます。 芝浦で銘柄牛を、 群馬でA5の黒毛を、 名古屋で神戸ビーフちゃん。 そして、浜松の市場にお呼ばれして、ちょこっと県内産。 浜松に来れば、そりゃあ鰻も待ってるわけで、 牛だけじゃなくて、鰻も食べなきゃって、 でも、鰻の方が本命だったりもする。 浜松ったら鰻だが、 さて、どこで食べたら良いのかっていうと、ちょっと自信ない。 元から、ネットのクチコミとかは、あんまり利用しないし、 浜松に土地勘がある訳でもない。 浜松の市場の社長さんが、いつも連れて行ってくれる鰻屋ってのもあるが、 あまりに家庭的過ぎて、どうもイマイチ。 そんなら、次のアポの近所でいいじゃないかと、 まあ、浜松鰻屋性善説。 ![]() 午後1時過ぎ、 店も一段落の様子。 ビールを飲みながら、なんの鰻にしようかと思案しても、 特に特別な鰻もなし。 産地にこだわってる訳でもなく、 焼き方にこだわってる訳でもない。 強いて言うなら平均的な鰻屋さん。 空いてて、結構早く鰻が出てくるのと、 山椒があら挽きで、香りが良いのと、 店員さんの愛想が良いのがポイントくらいかな。 ごく普通の鰻屋さんも、 まあいいかな。 うなぎ うな炭亭 浜松市中区砂山町354 TEL;053-451-3131 11:15~14:30、16:30~20:00 木曜休 うな重の上で¥2,200とプライスも平均的。
2008年 11月 29日
![]() 連続の鰻ブログ。 鰻好きの女子に引きずり回されるようにして、 浜松まで鰻を喰うためだけに連れてこられて、 しかも、ブログまで書けと言う。 根っからのM男くんは、こういう展開にからっきし弱い。 静岡には鰻の「本場」的な街がみっつある。 ひとつは、三島。 富士山の伏流水で活鰻を泳がせ、泥臭さを除いたあとに関東風に焼上げる。 意外にさっぱりと軽く上品な味が特徴で、 最近では、「三島鰻」というブランド名まで付いて結構な人気になっている。 ふたつ目は吉田町。 愛知県の一色が今のような鰻の産地になる前の一大産地だったとこ。 今でも、探せば養殖の露地池もあるが、 その吉田町で鰻屋を探すっていうと結構これが大変。 150号線沿いに数軒あるだけだ。 そして浜松。 子どもの頃、新幹線で浜松あたりを通過すると、 その窓の外には、一面の鰻の養殖池が並んでいて、 酸素取り入れのための滑車が勢い良く回っていた。 当時は日本一の養殖鰻の産地だった浜松も、 今ではその鰻池はほぼゼロ。 なぜなくなってしまったのかは知らないが、 残ったのは、街中にある鰻屋と春華堂のうなぎパイだけだった。 浜松の鰻は三島のような上品さはないが、 昔ながらのガッツリとしたタレで食わせる無骨な蒲焼が多い。 中川屋もその浜松鰻の典型。 昔ながらの鰻の蒲焼が食える老舗だ。 さあて、広間のテーブルに案内されて、 S女の「さあ、なにが美味しいんだよ」とかの恫喝に、 「どれでも美味しいよ」とかの曖昧な返事はつけ入らせるだけだと、 「あ~上うな重」とピンポイントの返事。 「よしよし」と言いたげな口元のまま、 仲居さんにオーダーし、 「さあてと・・・」と、 今度は「鰻が来るまであたしを飽きさせるなよ」的な薄笑い。 正午前の鰻屋の広間で他には客はなし。 窓の一点を見つめてジリジリと苛立つS女の殺気を感じながら、 「さっさと焼けよ」とか思いながらも、 ぱっと出てくる鰻も味気ないし、 この空気がなんとも言えずいいのは、 やっぱりM男くんなのだろう。 そんなこんなの前哨戦も20分ほどで鰻が運ばれてきて、 S女も鰻の前ではしおらしく正座のままで鰻を凝視しているが、 ただ、どこから喰ってやろうかという本性は隠しきれず、 目尻には青い隈取が似合いそうになっていた。 S女に睨まれた鰻は正統浜松鰻を地でいく蒲焼で、 あ~鰻はやっぱり寒くなってきてからの方が旨いよなあと、 あらためて思うほどいい脂がのっていた。 帰りの車の中で、 満足そうな寝顔のS女が、 なんとなくウナギ犬のように見えたのは、 絶対に口に出してはいけないと思った。 鰻や 中川屋 浜松市東区中野町861-2 TEL;053-421-0007 11:00~14:00、17:00~19:30 上うな重2杯で¥6,000也。
2008年 10月 21日
![]() 鰻の出現頻度が高いらしい。 意識してないし、わざわざ見返したりしないから、「らしい」となってしまう。 ただ、鰻は好きだ。 でも、鰻の写真って、寿司の次くらいに難しい。 なんでか? よく分からんが、うまく撮れてないことが多い。 鰻のタタリか? そんなものあるかッ。 鰻をウチで焼こうと思ったことある? だいたい、生の鰻ってなかなか売ってない。 川へ行って獲ってくるか。 捌くのが難しい。 目打ち? 道具がない。 タレ。 市販品でないことはない。 でも、30年間注ぎ足し注ぎ足しで、のタレには敵わん。 蒸す。 やっぱり、鰻は白焼き後に蒸した方が好きだ。 柔らかで脂もくどくなくなるからだ。 レンジでチンでいいのか。 焼こう。 七輪でいいのか。 ガスレンジじゃダメだろうし、 IHじゃ、まるで雰囲気がでない。 あのIHって便利らしいが、 料理をしてる気がしない。 やっぱり料理は、火がぼーっと出てなきゃ。 オレ、古いタイプのニンゲンです。 煙が出る。 タレ付けて焼けば、煙が出る。 あの煙がたまらんのだ。 しかし、集客効果バツグンのあの煙も、 ウチみたいな集合住宅では近所迷惑だろうし、 それも10階あたりから、もくもく煙出てちゃ、 火事だと間違われかねない。 それに集客する必要もない。 お重がいる。 鰻重はお重に盛るだろ。 あの中が赤で、外は黒、ときどき金色混じりな。 どんぶり? どんぶりじゃ、うな丼じゃん。 鰻重とうな丼の違いって? 器? あ~鰻って、待つの長いなあ。 うなぎ割烹 康川 浜松市北区三方原町40-8 TEL;053-437-3885 11:30~20:30 火曜休 ひとりでこっそり、うな重の梅¥2,500也。
2007年 05月 30日
親父に浜松に呼ばれた。
しかも、電車で来いという。 約束の時間より一本早く着いたのに、 新幹線の改札口の外には既に親父がいた。 オレの姿を見付けると、 振り向きタクシー乗り場にひとり先に行く。 「中野町の中川」 そう運転手に告げたあとは一言もなし。 「きょうはなに?」 そう聞くオレに、 「飲もうか」と一言。 「昼間からかよ」というオレのツッコミにも反応はない。 ![]() ![]() 20分ほどで着いた先は鰻屋。 予約を告げると座敷に通された。 「仕事先、決まったんだって」 オレが注ぐビールを受けながら聞く。 「ああ」 苦笑いしながら答えると、 「そうか」とだけ。 肝焼きと玉子焼きが来て冷酒に代える。 黙々と飲む。 天竜川が近そうだ。 風が庭の雑木を揺らす。 ![]() 暫くして、うな重がくる。 うなぎは「活かし」と「焼き」だという。 えび仙から仕入れたうなぎを伏流水で「活かし」臭みを抜く。 仲居が、「焼き」は関東焼きだというが、なにか違う。 背開き、白焼き、蒸し、焼き。 蒸しと焼きが違うのだろう。 通常、皮と身の間には若干ヌルっとした部分があり、 皮はその部分に付いてきて、 身はふんわりと焼き上がっているのが関東焼きだが、 ここのうなぎの皮はパリっとして皮と身の間のヌル部分がない。 しかも、身は香ばしくサクっといく。 旨い。 黙々と喰う。 これが蒲焼かと感動してしまうほど旨い。 「旨いだろ」 「ああ」 酒を飲んでも、いくら旨いめしを喰っても、 父子の会話なんてこんなものだ。 鰻や 中川屋 浜松市東区中野町861-2 TEL;053-421-0007 11:00~14:00、17:00~19:30 7日、17日、18日、28日休 上うな重とビールだけなら¥3,050 < 前のページ次のページ >
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