カテゴリ:富士宮とか富士で喰う |
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2010年 11月 08日
![]() 特にやることもないけど、お洗濯だけじゃ、こんな快晴に申し訳ない気がして、 ドライブがてらに、富士宮焼そばのお昼を喰いに行った。 富士宮に着いたのは、もうすっかり昼時を過ぎた2時前、 それでも浅間神社の真ん前にある、屋台が集まった富士宮焼そばのイベントスペースは、 観光客でごった返していたが、オレたちが目指すのは、 その先を右折して、浅間さんの脇を通った先にある「やまだ食堂」。 ネットなんかでは、結構紹介されているが、 場所が場所だけに、観光客とはほとんど無縁。 こんな大快晴の日曜日も、 オレたちの前には、ひとりオッチャンが焼き台の前に陣取り、 ひとり、焼そばを喰っているくらいだ。 その後にも、近所のにーちゃん二人連れ、 なんかの集まりの打ち上げに寄ったお年寄りグループ、そんな感じだ。 ![]() 写真は、オレのイカ並だが、これでも結構量はあるが、 ミックス大盛りは、この2倍くらいは充分にある。 B-1グランプリでかなり全国区になって久しい富士宮焼そばだが、 麺も味付けも量も、そして値段も昔のまんまで、 例の観光イベントスペースは別にしても、 お店じゃ、おばーちゃんと女将さんとたぶん、その妹くらいの人数で、 近所のお客さん相手のこういう商売が、長続きするんだろうなあと。 ちなみに、食堂だから他のメニューもあって、 おにーちゃん二人連れは、唐揚定食とか喰っていた。 ![]() 行った先は、焼そば屋から15分ほどさらに登ったさきにある「いでぼく」。 牛さんを眺めながらの、ジャージー牛のジェラートは格別、 隣に萬幻豚のバーガーやピザのお店もあって、 焼そばをちょこっと少なめにしてくればと、ちょっと後悔。 帰りは、バイパスも高速もパスして、シタミチをのんびりと。 あしたが月曜日でなければ、なんて素晴らしい日曜日なんだろうかと、 絶対無理な妄想だけど、 千本を通り過ぎてくる風に車のウインドを閉めて、 「そういえば、今年の秋は短いんだ」と、 「また来週の日曜日、どこへ行こうかな」と考える方が健康的だと、 「うっし」と気合を入れて横を見ると、 おウチシェフが気持ち良さそうに寝入っていた。 やまだ食堂富士宮市宝町1-2 TEL;054-426-4208 11:00~14:00、17:00~20030 月曜休 もつ焼き¥550、いか並¥630、ビール¥880也。 なんかビール、やたら高い。
2010年 02月 04日
![]() そりゃあ、年度末の道路工事、風物詩のようになり、 一時期、税金の無駄使いと非難されて、 ここ数年少なくなってきたと思っていたのに、 また、今年は、政権交代の影響なのか、事業仕分けの影響なのか、 あるいは、国の意思が行政の末端にまで届いてないことの表れなのか、 それにしても、あまりに露骨すぎませんか。 そんな、姑息な道路行政からは、ちょっと取り残されたような街道がある。 沼津ICから市街地に下りていくと左側に門池という池があるが、 そこらあたりから、富士の吉原まで、 愛鷹山の山裾を縫うように曲がりくねって走る根方(ねがた)街道だ。 地元では、国道1号線の抜け道として、 道幅は、すれ違いがやっとくらいだが、朝、夕は結構の車通りがある。 また、その山側には、小さな名刹が続き、 古びた街道に、情緒を加えている。 その古い街道に、これまた昔からの風情であるのが、このうなぎやさん。 大体、このあたりは、浮島沼と呼ばれる湿地帯で、 富士山の伏流水で沼地ができたらしいが、 昔、その沼には、天然の鰻がいたらしい。 つまり、浮島あたりは、鰻の産地だったということだ。 鰻の産地と言えば、静岡には他に吉田町と浜松があるが、 どちらも今では、数件の老舗卸があるくらいで、とても産地とは呼べない。 それでも、浜松は、産地でもあったが、消費地でもあったために、 今でも鰻屋は盛んである。 そうすると、昔、鰻の産地であったこの浮島あたりも、 吉田町のように、まあそれ以上に、 鰻の流れからは忘れ去られてしまった街なのかも知れない。 一方、三島の鰻は、富士山の伏流水で鰻を活かして、あそまでなったが、 元々産地でもなんでもなく、ただの消費地だった三島は、 吉田町や浜松のような養鰻池で育った鰻でなく、 ここ浮島の沼地で育った天然鰻を使っていたために、 伏流水を使っての活かす技が広まり、発展したのかとか・・・ いろいろ考えてしまう。 まあ、通りすがりに寄った老舗の鰻屋で、 これだけ楽しめりゃあ、 それだけで、充分かも知れない。 でえ、そのうな丼、 特段、良い鰻を使っている風でもなく、 タレも田舎の甘めのタレだが、 ふっくらとまた香ばしく焼きあがっていて、 職人さんの気心が充分に伝わってくる良いうな丼だと感じた。 うなぎや 富士市中里1343-2 TEL;054-534-0008 11:00~21:30 うな丼、¥1,700くらい。良心的です。
2009年 12月 22日
![]() 師走ですもん。 忙しいばっかで、儲かりませんな。 不景気とかで。 ストレス溜まります。 睡眠も不足気味。 気分転換が必要ですな。 それには旨いもんを喰う。 たぶん芋。 野菜が旨い惣菜屋のイートイン。 たまには、こいう飯もいい。 自分ちの畑で有機肥料だけで育てた野菜のお惣菜。 ![]() 水菜のサラダ。 ちょっとチキンも、地元の地鶏。 ![]() 気分転換になったかな。 Bio-Deli 富士宮市北町7-16ヴィラノーテ内 TEL;0544-22-1439 11:00~20:00 水曜休 ランチプレート、¥1,050也。
2009年 02月 24日
![]() 言葉に出して言うには簡単でも、 じゃあ「有機ってなに?」とか、「無添加ってなに?」って聞かれたら、 どれだけのひとが正しく理解しているのかと思うと、 「有機だと体にいいのか」、 たぶん普通の農薬バンバンよりいいかも知れないけど、 農薬バンバンだって残留農薬ってことなら、 店頭にある野菜のは、限りなくゼロだ。 無添加だって、表示自体「無添加」だけの表示ってのはありえない。 せめて「合成化学化合物が無添加」だとか、 「着色料が無添加」だとか、なにが添加されてないのか はっきり表示しなけりゃならない。 でも、実際には「無添加」のひとり歩きがほとんどだし、 だから、「無添加」って書いてあれば健康にいいと思っているひとも多いはずだ。 そんなんだから、そこを逆手にとって、 店の名前自体に「無添○○」だなんて大書きしている外食もある。 これなんて、消費者に正しく説明することすら拒否している気がする。 一方、有機だとか無添加だとかは、まったく問わない喰い物もある。 まあ、だからB級なんだろうが、 理屈ヌキと言うか、理屈なしのこういう喰いものの方が気楽で美味しく感じられる。 実は、この日は富士の朝霧高原にある 理屈ありありのビオファームに訪問するのに、 昼飯を理屈なしの富士宮焼そばにしちゃった。 オバチャンが鉄板でちょっとコシが強い焼そばを炒め、 ジュージュー言わしてる様は、まさに理屈ヌキ。 もちろんMSGはぶっ掛けるから、無添加どころか無敵。 おまけに肉かすなんかもどっさりんこ。 この肉かすが富士宮焼そばには欠かせない。 肉かすとは、簡単に言うとラードを取ったあとの豚の背脂のかす。 簡単に言わなくても、ラードかす。 今じゃ、その辺のスーパーの焼そば麺の側には必ず品揃えされているし、 びっくりしちゃうのは、こんなものをネット通販で売ってたりする。 まあ、こいつが入ると風味もコクもひと味変わってくるってもんだ。 有機や無添加とか、喰いものにはある程度の理屈も必要だが、 喰いものってやっぱり愛情だなって、 関係ないとこで、いきなりの無理やりで結んじゃいましょうか。 やまだ食堂 富士宮市宝町1-2 TEL;0544-26-4208 11:00~14:00、17:00~20:00 月曜休 ミックス焼そば¥840也。
2008年 03月 28日
いっつも同じ道を使って帰ると飽きてしまう。
もう、どうしようもない飽きっぽさだが、 こんなん自分だけだとは思ってないが、どうだろう? 沼津からの帰り道、 普通に来れば1号線バイパスだが、 たまに富士市から富士川町、 そして蒲原から由比の旧道を通ってバイパスに合流って道を使ったりしている。 その途中、富士川を渡る大橋の手前、富士市松岡あたりに、 「とんかつ割烹」の看板がある。 この「とんかつ割烹」、ずっと気になっていたのだ。 「とんかつ」で「割烹」、 または「とんかつ」と「割烹」なのか。 昼間は「とんかつ」、夜に「割烹」になるのかも知れない。 どっちにしろ「とんかつ」は「割烹」にはならないだろう。 そんな長年の疑問を晴らす日がきたのだ。 ちょうど昼時、その道を通っていたのだ。 こりゃあ寄るしかない。 そしたらどうだろう、古い民家を店にしたその前の駐車場には車が一杯なのだ。 どうもわざわざ車でここまで来て昼飯を喰う連中が結構いるってことらしい。 食いしん坊の嗅覚だ。 店は7~8席のL字カウンターに、 座敷が6卓くらい。 老夫婦がお運びに、その息子(たぶん)がひとりで厨房をやっている。 そして、客はというと意外にもオレより年齢が高い連中ばかりなのだ。 とんかつ屋といえば、客層は若いもの、 ところが、ここの客は揃って(自分も含めて)年寄りばかりなのだ。 カウンターに座って海老フライを喰っているのは60代のオッサン、 その隣もたぶん50代、 座敷のオレの前に座っている夫婦も50代の後半、 ゆっくりゆっくりととんかつを喰っている。 そして、オレの次に入ってきたのも70代くらいの夫婦。 旦那さんがオーダーしたのはポークソテー、 その奥さんは海老フライ。 たまたまの偶然なのか、 なんとも不思議なとんかつ屋だ。 ![]() さて、オレのとんかつ。 先にご飯と味噌汁と漬物を親父さんが運んできた。 ちょっとして、息子さん(たぶん)の「お待たせしました~」の声とともに、 今度は女将さんがとんかつを運んでくる。 どうだろう、このきめの細かいパン粉、 そして、写真ではわからないが、肉には薄っすらとピンク色が残っていた。 その肉はサーロイン寄りのしっかりしたところ、 ソースを掛けて、その真ん中から喰ってみる。 サクッとするパン粉は見た目で想像通りだったが、 そのあとの肉の柔らかさには意表を衝かれた。 サクッのあとにスーっと肉に歯が入っていくのである。 どうしたら、こんな柔らかなとんかつが出来上がるのか聞いてみたいくらいだった。 しかも、肉に味がある。 肉を柔らかくするには、まず叩けばいい。 衣を付ける前に肉叩きで叩けば柔らかくなる。 しかし、この方法だと得てして叩き過ぎて肉に味がなくなる。 この「柔らかいのに味がある」は、結構両立しないことが多いのだ。 よくTVのグルメ番組でタレントが肉を喰って、 「やわらか~い、おいし~い」って言ってるのは、 ほとんどの場合、「柔らかいだけ」だと思っている。 このブログではよく取上げているが、 「柔らかい」イコール「美味しい」というのは、 おバカなTV番組が作り上げた間違ったロジックなのだ。 だいたい「味覚というのは、経験と投資で作られるものだ」と言うのがオレの持論だ。 3歳までの食事が、そのひとの味覚を作るとも言われているが、 それは、あくまでも「好み」だと思う。 本当の「味覚」とは、やっぱり後付けなのだと思う。 そういう意味では、大した経験もないポッと出のタレントに、 本当の「味」なんて分かるわけがないって思っている。 まあ、そこへいくと、あの大食いが売りの女の子は正直でカワイイと思ってしまう。 彼女の場合は、「たくさん喰える」イコール「幸せ」イコール「美味しい」 というロジックなのだ。 若いうちは、これで充分なのだ。 さて、話しは逸れてしまったが、 この年寄りが集まる不思議なとんかつ屋。 この「経験と投資」を満足させる「柔らかくて旨い」とんかつに、 年寄りが集まる理由は分かったが、 「割烹」については、結局分からず終い。 次回は夜に寄るしかないようだ。 とんかつ割烹 かつれつえん 富士市松岡1603-7 TEL;0545-61-7089 営業時間不明 休業日不明 ロースかつ定食¥1,300。 < 前のページ次のページ >
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