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2012年 02月 20日
![]() でも、例えばあの震災の時、 手を合わせて祈っている人たちの姿が多数あった。 何に対して、誰に祈っているのか。 無宗教とか言われながらも、どこの家にもたぶんお墓があり、 行きつけ?のお寺がある。 信仰する宗教はないけど、祈る行為はする。 ![]() ![]() ![]() ![]() 香港の街には、街のいたる所に祈る人たちがいた。 ロースト屋さんの店の一番奥に、 お茶屋さんの店先に、 人が集まる場所には、たくさんの神々がいて、 何気ない道端にも線香の煙が絶えない。 香港人は祈る。 一心に祈る。 ![]() 線香を買い、 その束をいくつかに分け、 蝋燭の火にかざして灯し、 香港人のように上体を揺らしながら祈るのは無理にしても、 そっと手を合わせ、 静かに祈る。 日本人の祈りとは、 自分自身のココロに語りかけることなのかも知れない。
2012年 02月 17日
![]() ミシュランの星飯ばかりじゃ、折角の香港もツマンナイ。 やっぱり、こういうローカル飯を食ってこその香港だろう。 朝から、地下鉄に乗ってわざわざ出掛けた先は、 香港の下町、旺角(Mong Kok)にある老舗のお粥屋さん、富記粥品。 ![]() すでに喧噪のアジアを呈していて、 お粥屋さんの店内も、 のんびり朝粥を食べようなんていう観光客はすでに場違いな雰囲気。 ![]() メニューを見たが、これまた漢字、と言うか四文字熟語の列挙メニュー。 実は、この四文字熟語にビビらないようにと、 おウチシェフが、かなり予習して漢字の意味のアンチョコを用意、 それにプラス現場の直観で選んだ朝粥は、 金銀雞鵝粥と蝦仁魚片粥。 金銀雞鵝とは、鶏肉の蒸されたのとローストされたのを金銀の色に例えてあり、 その細かいブツ切りが骨付きで粥に入っていて、 やっぱり鶏肉とは言え、動物性タンパクのこってり感あがある。 もうひとつの蝦仁魚片は、その名の通り、 ムキ海老と小さな白身魚の切り身が入っている粥で、味はアッサリ味。 ![]() ただ、香港は街全体が市場のような雰囲気があり、 そこかしこに、こういう旨い下町めし屋がある。 ホントは朝からビールに粥とかいきたかったけど、 香港の下町労働者に敬意を表して、 粥とお茶で、こちらも元気を充填して香港の街に出勤して行きました。 富記粥品 Fu Kee Restaurant 香港九龍旺角花園街104号地下 TEL;+852-2783-0935 7:30~26:30 それぞれHKD 32.00也。
2012年 02月 15日
![]() やっと、いろんな事が一段落で香港日記始めます。 一発目は、誕生日に気合入れて行った香港ミシュランの一つ星、胡同。 「フートン」とか「ウートン」とか発音するが、 意味は、中国に昔からある長屋のことらしい。 実はここ2回目、 前回の時には、ちょっと雰囲気に飲まれた感があったけど、 いろんな人生経験という場数を踏み、今回はバッチリ予約を入れて堂々の入場。 プロムナードでシンフォニーオブライツを楽しんだ後の20時も遅い時間のためか、 お客も、白人さんと地元のセレブっぽい人たちばかりで日本人の姿なし。 ゆっくりと、バカ話しをしながら、28階からの夜景と一つ星の料理を楽しめた。 ![]() その泡でリンスされた帆立にザボンとミントが乗った雲海白玉。 ところで、あちらのメニューは英語と漢字。 だから、メニュー選びは勘と経験と度胸に、ちょっとしたイメージ力(リョク)が必要。 ちなみに、雲海白玉の英語表記は、 Scallops Tossed with Pomelo Segments、 「こま切れのザボンが乗った帆立」・・・英語はそのまま、 「漢字の雲海ってなんのことだツ」って気がするが、 なんとなく漢字の方がロマンチックで楽しい。 もうひとつ頼んだ前菜は、銀勾釣魚。 英語では、Dried Shrimp & Chinese Chives Salad、 でえ、この干し海老が絶品。 大きさも干し海老としてはかなりの大きさだが、 おウチシェフがこの後、この干し海老を探して香港の街を彷徨うことになるほど。 ![]() 街には一日中靄が立ち込め、 滞在4日間の間、お陽さまを見ることはほとんどなく、 日中でも結構寒い。 おウチシェフの2日目の朝イチの作業は、コートを買うことだったりした。 夜はさらに冷え込み、28階のハーバービューのテーブルからは、 香港島のセントラルの夜景がチラチラと霞んで、 はっきり見える夜景もいいが、 こちらもなんとなく趣があって、お酒をチリワインの白に代えて、まったりとしていると、 現実から逃避したくなる程心地良くなる。 ![]() 蒸した白身魚に餡かけして熱ッい葱オイルかゴマ油を掛け回したのを食いたいと思い、 拙い英語でいろいろとサービスのスタッフに聞いてみると、 お勧めはこれだと言われたのが、見龍在田。 チャン語だけでは、まったくの意味不明だが、 英語表記では、 Wunan Style Steamed Cod Fillet (Tossed with Crispy Fermented Bean & Dried Chill)、とあり、 雲南スタイルの蒸し鱈でドライドの豆とチリが乗ってる、らしい。 スティームド、コッドフィッシュのフィレ、このふたつの単語だけで、 「よし、これだツ」とオーダーしたが、 運ばれてきたのは、上の写真の通り。 なんか乾煎りされて香ばしくなった細かいピーナッツが掛った下には、 しかし、絶品の蒸し鱈が。 そして、もう一品のメインが、先頭のタイガープロウン。 これには、游龍戯水とあり、 また出てきた龍だが、チャン語では遊んで水に戯れるとあるが、 英語では、Tiger Prawn with Sichuan Chill Sauceと、 イマイチ、上っ面をなぞっただけの表記でピンとこなかったが、 実際のは、この迫力。 写真では分かりづらい大きさ、頭を取っても有に20cmはあり、 辛目の四川のソースをたっぷり付けてガブっとやれば、 28階からの見晴しとともに、なんか勝った気分。 ![]() 英語表記はやたら長く、 Shanghai Style Honey Glazed Ham with Lotus Seed & Osmanthus Flower Sause Served with Steamed Bread Rolls。 当地でハムと言えば、オートマティカリーで金華ハム。 要は、金華ハムに金木犀の花とハスの種のハチミツソースを掛けたのを、 中華まんで挟んで食え、的なモノ。 ![]() と、安易にオーダーしたのが、胡同米飯。 なんのことはない、胡同のオリジナルご飯らしいが、 サービスのオニーチャンが何度も「Very Hot!」、「You OK?」を連発。 ちょっと?マークだったが、食ってみると、仰る通り辛い! ちなみに英語表記では、 Spicy Friedrice with Prawn Meat, Chilli Oil & Fennel Seedとある。 「辛いって書いてあるじゃん」ってわけだが、 見た目以上に酔いも醒めるほど辛い。 ![]() その香港で夜景を眺めながら、ミシュラン一つ星の美味しい料理を頂く。 「きっとバチが当たる」と、おウチシェフに言われながらも、 「へッ」とか言いながら、 そろそろ深夜になろうとしている香港の繁華街を、 まるで自分ちにいるように千鳥足でホテルに帰るオッサンの脇をしっかりと支えながら、 おウチシェフが「チッ」とか言うのが、ちらっと聞こえたような気がした。 胡同Hutong 香港九龍半島尖沙咀 北京道 One Peking 28F TEL;+852-3428-8342 12:00~15:00、18:00~Midnight 10%のSVC込みでふたりでHKD2,033.00也。
2012年 02月 05日
![]() 最強寒波がちょいとお休みに入ってるらしいんで、 こっちも昼からワインで一休み。 なんか、めんどくさい話しの走りになってしまったが、 どう、今日はそんなに寒くはなかったんじゃないでしょうか。 静岡からじゃ、相変わらず雪は遠くから富士山を眺めるだけで、 しかも、こちら側は風と太陽のコンビネーションで、ほとんど雪が見えない。 こんなとこの住んでいると、北陸や東北の豪雪とか、 他人事のニュースくらいに現実感がない。 ![]() 山盛りのペンネのアーリオ・オーリオ。 お刺身用の茹でタコをスライスして生食用の海老ちゃんとオリーブオイルでマリネ、 お皿にきれいに並べたら、「食べるオリーブオイル」とかを、 掛け回して出来上がりちゃん。 「食べるオリーブオイル」だそうで、 某大手ハムソーメーカーさんの展示会で頂いてきたもの。 タコちゃんの周りのグリーンとレッドは、 おウチシェフがコンカッセしたカラーピーマンだけど、 タコちゃんに掛ったソースがその「食べるオリーブオイル」で、 玉ねぎ、ニンニク、その他ハーブ類をオリーブオイルでマリネして、 ちっちゃなチェダーチーズをまぶしてある。 ラー油の後、鳴りを潜めていた「食べる・・・」シリーズ、 同じ油系でオリーブオイルとは、考えましたね、って感じですか。 明日は雨で、ちょっとは暖かいらしいけど、 水曜日からはまた寒くなるって天気予報は言ってる。 でも、水曜日からは香港。 風邪とか引いたら洒落にもなんないから、 体調管理に注意して、雨で始まる一週間、 オリーブオイルが美味しいと感じ始めたら、そろそろ春の気配ですかね。
2012年 02月 03日
![]() 静岡で氷点下4℃ってのは15年ぶりだそうだ。 15年前、たぶん静岡には恵方巻きなんてなかったと思う。 元々関西の方の慣習だという恵方巻き、 いつの間にか、あっという間に「節分には恵方巻き」って具合になり、 「節分には豆まきだろう」というオッサンに、 「豆まいたって、なんぼにもなんねえだろう」と言われてしまう。 中トロ、サーモン、烏賊、煮穴子、蒸し海老に、 イクラとキュウリに干瓢、大葉、 それに巻いた海苔は、静岡にある国宝の久能山東照宮でお参りしてあるらしい。 なんとも豪華でお目出度い恵方巻きなんだが、 「福はァ~ウチ」と言って恵方巻きを頬張ったら、 「ハア~」と言われてしまった。 ところで、北北西ってどっちだ? これも昔、「北北西に進路をとれ」っていうアメリカ映画があったけど、 久しぶりに日記を書いたら、昔のことばかりになってしまった。 < 前のページ次のページ >
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