タルト・ノルマンド
2009年 11月 05日
頻りに言うから、「じゃあ、その違いは」と聞くと、
長々といろいろ語ってくれたが、
要は、キャラメリゼしたリンゴのお菓子である。
まあ、焼いたリンゴがパイで包まれていないから、
アップルパイじゃないことは、ひと目で判るが、
じゃあ、タルト・タタンとの違いはと言うと、
フランスのノルマンディ地方のリンゴのお菓子だと言うことで、
とくに作り方とかに違いとかは、
並べたリンゴの隙間に、
下に敷いた生地とは別の柔らかい生地を流し込むことくらいで、
ウチのシェフがタルト・ノルマンドだと言うからには、そうなんだろう。
撮ったのが、焼き上げてから一日経ってしまっていたからで、
それでも、カラメリゼしてから一晩寝かせて焼いたリンゴは、
しっかりとカラメルの味が染みこみ、
生地の上でぎっしり詰まったリンゴは、加熱され柔らかくなり、
リンゴの甘味と酸味がリンゴの隙間に入った生地と一緒になり、
まろやかに一体となる。
ただ、できることなら、
昼飯喰いに行く間際になって生地をこね出したりするのは、
もう少し、段取りよくしてもらえると嬉しいなあ、
とか、思ったりするんだけど、
次は、洋梨やみかんや金柑、イチゴなんかが、
こう、カラメリゼされてランダムにバアーッと乗ったのがいいなあ。
おいしそう。
素敵なシェフさんですね~。
ノルマンディーは、ここから、そう遠くないですよ。
我が家の場合、お菓子類は、理数系の娘の担当なので、私はリクエストだけw
今、お勉強が大変で、なかなか作ってもらえないんですけどねw