2010年 02月 02日
芋焼酎とトリュフ |

ゴロゴロとちっちゃな黒トリュフを頂いた。
先月の「専門料理」にも、南仏リシュランシュのトリュフ市の記事が載っていたけど、
今がトリュフの旬。
そんな訳でウチのシェフ、
腕まくりにネジリ鉢巻きで、「シャーツ!」と気合を入れてキッチンにの図である。

まずは、帆立の貝柱にスライスしたトリュフを挟んで、
オリーブオイルを掛けただけのシンプルな前菜。
ただ、もうこれだけで、部屋中、もしかしたら町内中に、
トリュフのなんとも言えぬ、土?、森?、
オレには、植木鉢の匂いに感じるけど・・・
匂いが放たれている。

次にはグラタン。
写真は、スライスしたメークイーンとトリュフを重ねた皿。
これに、牛乳と生クリームを流し入れて、
オーブンでチン。
フォークを入れると、湯気とともに、
適度に火が入ったトリュフからは、濃厚な匂い。
時々、オジサンでこんな匂いの方がいるけど、
まあ、なんかの勘違いだろう。

そして、パスタ。
どうも、肉料理とか魚料理とかに使うイメージがないトリュフ、
どなたか、肉や魚に使うレシピをご教授くださいませませ。
パスタは、イタリアのLATINIというブランドのタリエッリーニ。
実はこれも頂きモノ。
クリームで和えたシンプルなパスタに、
トリュフをどばどば。
しかも、かなり厚めなスライス。
スライスされるたび、どばどばとクリームパスタの湯気の中に落ちるたび、
鼻から脳ミソに抜けていくような、
ちょっと揮発性な匂い。
喰う前に読んだ本に、
「トリュフは知性で嗅げ」とあったが、
まさに、知性で味わないと、
ただの、土の上に寝転んでいたオッサンの匂いに成り下がってしまう。
そう言えば、先日観た「未来の食卓」って映画も、
フランスからやって来たそうで、
なにやら難しい喰いモノの話しだったが、
そのフランスでは日本食ブームだそうで、
ロブションが次朗さんちで鮨喰うように、
茶碗蒸しの蓋を開けたら、トリュフがひらりなんて、
芋焼酎片手にトリュフ料理だって、
その内、アリになるんだろうよ。
by tadano_buta
| 2010-02-02 22:19
| おウチごはん
|
Comments(6)

ガンガン使ってますねw。
>トリュフ
記憶が曖昧ですが和食の料理屋で炊き込み御飯が合ったような??
>トリュフ
記憶が曖昧ですが和食の料理屋で炊き込み御飯が合ったような??

肉と言えばソースペリグー(マデラ酒とトリュフのソース)で牛フィレステーキを食べるとか鶏の皮と身の間に挟んで蒸し上げるとかなんてのは王道ですね
でも家庭で美味しくトリュフを食べるってどんな料理がいいんでしょう?玉子かけごはんのトッピングとか?
でも家庭で美味しくトリュフを食べるってどんな料理がいいんでしょう?玉子かけごはんのトッピングとか?
地面に寝転んでたおっさん・・・=トリュフ。
知りませんでした。
次にお目にかかった折には(おっさんでなくトリュフにね)、
心して嗅いでみようと思います。
知りませんでした。
次にお目にかかった折には(おっさんでなくトリュフにね)、
心して嗅いでみようと思います。
>牡蠣屋さま、毎度。
折角ですので、鮮度がいいうちにガンガン使ってます。
もうないです。
折角ですので、鮮度がいいうちにガンガン使ってます。
もうないです。
>gawaさま、毎度。
そうそう、玉子に合うらしいですね。
ウチのシェフも最初、オムレツとか言ってましたが、
オレ、玉子、苦手なんです。
スライスした豚肉の間に挟んで、とんかつみたいに揚げるなんてどうでしょう。
そうそう、玉子に合うらしいですね。
ウチのシェフも最初、オムレツとか言ってましたが、
オレ、玉子、苦手なんです。
スライスした豚肉の間に挟んで、とんかつみたいに揚げるなんてどうでしょう。
>マックスさま、毎度。
ところで、地面に寝転んでたオッサンに匂い、知ってる?
比較は、そこからです。
トリュフより、こっちの方が遭遇するの難しそうですけど。
ところで、地面に寝転んでたオッサンに匂い、知ってる?
比較は、そこからです。
トリュフより、こっちの方が遭遇するの難しそうですけど。