八角の香りをつけて豚の角煮を炊く。
2010年 11月 12日
今年はインフルはどのくらい流行るのか、
まだ、ニュースになるほどじゃないけど、
健康診断の結果を持って、半強制的に行かされた病院には、
既に、それらしき患者さんもいて、
「健康診断後の問診に行って、インフルもらったんじゃたまんない」と、
早々に退散してきた。
その健康診断の後、会社から委託された、
あの人はなんて言うんだろう、健康アドバイザー?
「ダイエットしましょう」、
言うのは簡単だが、こっちだって都合がある。
毎日毎日、試食はこれでもかと来る。
会議から戻ると、数々の試食サンプルが机の上に並べられ、
試食の為だけに、箸と調味料が並べられた食堂のテーブルさえある。
新商品の試食、既存商品の定期的な試食、
会社のフードコーディネイターからの提案の試食、
他部門の商品の試食だって、アンケート用紙とともに回ってくる。
そんな仕事をしていて、どう「ダイエットしょましょう」なんだろうか。
あの健康アドバイザーさんも、それがお仕事のプロなんだから、
紋切り型に「ダイエットしましょう」じゃなくて、
問診しながら、それぞれの個人に合ったプログラムを組んでくれなきゃ、
「できっこないじゃん」で終わってしまう。
これじゃ、健康保険組合もオレも、どっちもハッピーじゃない。
まあ、そんなことはさておき、八角で香りをつけた豚の角煮。
黒豚のバラの背脂はとろろとで、練りからしをたっぷり付ければ、
これ以上ない酒肴になる。
ところで、シカゴのカウンティー総合病院には、
来週、グリーン先生が戻ってくるようで、
いよいよ最終回が近づいてきているかと思うと、
懐かしい気持ちと、ちょっと寂しいような感じもしてしまう。
晩秋なんだろうか。