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高山で飛騨牛三昧・・・その2。

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はいはい、その2です。
でえ、「三昧」ってくらいだから、
焼肉の次は、すき焼きとかしゃぶしゃぶだろうって、
そんな贅沢したらバチが当たります。
でも、「三昧」だから、数だけはコナシテありますので・・・

高山で飛騨牛三昧・・・その2。_d0116173_22344717.jpg高山で飛騨牛三昧・・・その2。_d0116173_2235341.jpgまずは、六拾番の飛騨牛のつくね串と
牛とろ煮。 これ、両方とも絶品。
高山の街を歩いていると、
そこかしこにある牛串焼き屋台、
結構なお値段のそれらだが、それに比べたら、このつくね串の値頃感はスゴイ。
つなぎは少なめだけど、
たぶん100%牛肉じゃない。
ハンバーグだって、牛肉100%より合挽き肉の方が美味しいのと同じで、
こういうモノは、
若干の豚肉を混ぜた方が旨い。
牛とろ煮は、ネーミングの勝利。
「なんたら煮込み」にしなかったのが、
さすが若い連中のセンス。
味があるブリスケか肩肉あたりを
コンニャクと味噌でじっくり煮込んで、
最後に、「ネギ乗せますか~」と
細かい気配りがよい。
両方ともに、300円。
高山で飛騨牛三昧・・・その2。_d0116173_22363028.jpg高山で飛騨牛三昧・・・その2。_d0116173_22365151.jpg
次はその牛串焼き。
これは、七杜の道の駅で見つけた牛串。


高山の街中では、
これくらいで500円とかするから、
ここの300円は、超良心的か。
例のカルビご膳といい、この牛串といい、
道の駅の商売は、たいへん誠実でよい。
そして、牛まん。
なんぼ陽射しがあっても、
やっぱり飛騨高山は平地に比べて寒い。
そんな時、ほっこりとした湯気を見てしまうと、ついふらふらと立ち寄ってしまう。
なにやら牛まんには、
高山老舗があるらしいが、
ここ飛騨小町のは、天狗という精肉店からの仕入れ品らしい。
まあ、コンビニのホッとケースの脇の肉まんに毛が生えたくらいだが、
飛騨小町が、元々ジャム屋さんで、牛まんはついで売りみたいなもの。
そんな店でついつい買ってしまったこっちが悪いのだという、
こんなんで、1個、480円。
仕入れ品に自分ちの利益を普通にのせたお値段です。

そして、飛騨高山、飛騨牛食べ歩き三昧(あれ、いつの間に食べ歩き三昧?)のチャンピオンは、
坂口屋さんが、外の屋台で売っている飛騨牛のにぎり寿司。
高山で飛騨牛三昧・・・その2。_d0116173_22372787.jpg
飛騨牛のモモ肉をタタキに仕込み、
それを、注文ごとに目の前で握ってくれる。
しかも、ちょっと甘めの煮切りを塗って2貫で500円。
シャリだって手を抜いてないし、だって元々料理屋さん、
いくら、観光客相手の屋台売りでも、シャリに手ぇ抜いちゃあ、本家が許さねえ。
肉も柔らかく、煮切りとシャリの味も絶妙で、
飛騨牛B級グルメとか、飛騨牛食べ歩き三昧のチャンピオン決定である。

高山の「古い街並み」には、
まるで縁日か、初詣のような人波が続き、
風情もへったくれもなかったが、
陽が傾き始めた頃、街を外れて宮川に出ると、
川面が一面、銀杏の落ち葉で黄金色になっていた。
by tadano_buta | 2010-11-27 22:54 | あちこちで喰う | Comments(0)

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