Singapore Seafood Republic。
2013年 05月 31日
「ろくなもん食えなかった」と、ブーたれていたので、
品川でシンガポール・フードの定番中の定番を食わしてやった。
シンガポールって言うと、きらびやかな観光地のイメージだが、
19世紀にラッフルズが上陸する前までは、いわゆる漁村。
今はどうか知らないが、オレがいた頃は、
チャンギの東側やリムチューカンには、そんな漁村の名残があった。
だから、シンガポールのローカルフードには、魚を使った料理が多いんじゃないのかな。
でえ、この夜向かったのは、その名もシンガポール・シーフード・リパブリック。
最後のリパブリックってのが、よく分からないが、
確かに、シンガポールは共和国だが・・・
シンガポールでシーフードを食おうと思ったら、イースト・コーストってのが常識だが、
このおウチシェフのお友達は、そこにも連れて行ってもらえなかったらしい。
まったく、何しに行ったのか。
オーチャードあたりからタクシーで30分、
雰囲気は、平場のビヤガーデンが何軒も並んでるって感じだが、
まあ、行ってみればわかる。
もちろん、まずは定番中の定番、
チリクラブ。
チリのクラブ(イントネーションを下げて)じゃなくて、
マッドクラブと言うおっきな蟹を茹でて、
調味したチリソースと和え、溶き卵を加えるって感じで、
取り立てて、めんどーな料理でもないが、これがシンガポールシーフードの定番。
海老のカレー炒めとか、ホッケンミーとか、
チキンサテとか、サンバル・プロウンとか、
涙が出てきそうなラインナップだが、
なんとなく海老、蟹が多いは、
おウチシェフのお友達、大好きな甲殻類を楽しみにシンガポールまで行ったのに、
食わせてもらったのは、海南チキンライスとかKFCのチキンとか、だったらしいから。
なんとなく、この見たことあるファザードがどこなのか思い出せなくて、
チリクラブもホッケンミーも上の空だったが(ウソです)、
帰りの新幹線で、ウトウトしながら死にかけの脳ミソが部分覚醒し、
そう、アルカフ・マンション(ALKAFF MANSION)。
確か、シンガポールの西側の方、低い丘を上がった所にあったレストラン。
当時は、2階がインドネシア・レストランで、
ジャカルタのオアシス・レストランのようなサーブをしてくれていて、
階下は、普通のフレンチ。
コロニアル風の美しい建物と庭が印象的だったけど、
おウチに帰って検索してみると、
一度閉めて、今は、イタリアンになっているらしい。
あの当時のアルカフ・マンションを知っている日本人って、
まあ、そんなにいないわなあ。
なんて、夜中にちょっと感傷的になってしまっていたけど、
なにはともあれ、お友達、よく食べ、よく笑い、よく喋り、
さあ~て、次は、どこに行きましょうかッ!
Singapore Seafood Republic
港区高輪3-13-3 シナガワ グース前庭
TEL;03-5449-8080
11:00~23:00
無休
3人でビールじゃんじゃん、ワインもスッポンで¥24,000也、
ちなみに、チリクラブのサイズはXLでした。
おウチさまが元気に飲んで食べられるようになったのが何より!
ファンといたしましては・・・
おウチさまの料理あっての、このブログですから、はい。
エビ、おいしそうです。