天文館千鳥足的梯子酒。
2014年 12月 10日
どうです、枝肉の検品、エロいでしょ。
暗がりで何十本もの枝肉を検品しているとヘンな気分になります。
と、言う訳で、お仕事終わったら天文館です。
お仕事の仲間たちと、「じゃあ、~で8時くらい」、
こんな感じで場所と時間を約束して、
まあ、だいたい2軒目くらいの前後1時間くらいの適当さで集まる。
約束の店のカウンターには先に来ていた連中が、
日中に検品した牛の話で盛り上がっているかと思えば、
店の隅では、4、5人が集まって、
こちらには背を向けて、小さな声で内緒話しをしている。
どの集まり、カウンターにも酒の肴に肉系がない。
まあ、一日中、肉の海の中にいるようで、
夜まで肉を見たくないのかも知れない。
そう言うオイラの前にも、
並んだのは、地蛸とのどぐろ。
地元の浜で上がったのどぐろの干物と、
なんか手を加えたと言う(忘れてしまった)蛸ちゃん。
散々焼酎を呑んできて、
「やっぱり、熱燗だよな」と、2軒目からは日本酒にして、
隣には、広島に本社がある大手スーパーの部長さん。
部長さん、さっきからしきりに、湯豆腐が旨い店がないか聞いている。
お店のひとの説明は、
「湯豆腐って、あまり商売にならないから・・・」、
たぶん、その通りだろう。
「じゃあ、また明日ッ」って片手を上げて店を出ていくのを合図に、
あちこちから、「さあて、帰るか」の声。
どこでどう、誰がなんぼのお勘定をしていっているのか不思議だが、
「じゃあ、オレも」と立ち上がろうとすると、
隣の酔っ払いの部長さんが、「みっつ置いてけ」と言う。
そうかあ、コイツが今夜の係りだったのかと。
毎年のことではあるが、ホント不思議な仲間感ではあるが、
翌日の朝、暗い枝庫で顔を合わせても、
また、初対面の他人のように、
ヘルメットの下から上目使いでジロッとメンチを切り合うのだから、
ホント、不思議というか厄介である。
目に浮かびます (^^)/□☆□ヽ(^*)♪
楽しそうで美味しそうです!!
干物は…背開きなのですね。
今宵食べた、特売の豚の肩ロースしゃぶしゃぶ肉があまりにも
イマイチな質だったので此方の美しい肉に垂涎。
確かに日中肉ばかりを見ていると、夜は魚な気分に
なるものなのかもしれません。
黒毛和種メスの5等級です。
BMS10です。
豚肉って牛肉ほど品質を見た目で判断するのが簡単ではないです。
銘柄豚とかは別として、
品質が割と均一なんですね。
肉に光沢があるとか、脂が白くて透き通っているとか、
そんなとこの違いですね。
菊水マークがないから、和牛やね。
10かぁ。
今年は、「子牛値段が異常気象」です。
たしかに農家は笑顔ですが、怖さもあります。
やっぱり、ごはんにたくあん 卵焼きに味噌汁が一番ええなぁ。
おビーフなんて食べられへん。
めっちゃ やせ我慢、、、、
そうかあ、繁殖農家さんにとっては良い一年だったんですね。
でも、但馬も後継者の問題がありますよね。
先日、西区の某○西さんちの牧場へ行ってきましたが、
経営は厳しいそうです。
皆で喜べる畜産にしたいですね。