鳥藤 葵区紺屋町
2018年 11月 05日
もう、すっかりと街に溶け込み、風景と言うより空気のような存在になっている。
紺屋町の裏通り、その中でも一番地味なあたり、
治作のビルの隣、
治作のビルの3階には、以前アークホールと言うバーがあったが、
今はもうないようだ。
鳥藤の隣には、弁慶と言う肉料理屋があったが、
そこも今はない。
地味なようで、いろいろ変化はあるようだ。
鳥藤、でも、店の中は昭和のまま。
賑やかな女将もそのまま。
カウンターとテーブル、
よくある焼き鳥屋さんだが、長く生き残っているのは、それなりに訳がある。
つくねはツナギ少な目で軟骨なしの肉つくね。
つくねの隣は、海水焼きと言い、
詳しい話は聞かなかったけど、たぶん、海水に付けて塩分にしている。
串にはムネ肉とモモ肉が刺さっている。
その左はネギマ串。
丁寧な仕事です。
もうひとつの皿には、手羽先と玉道。
手羽先は亀ちゃんと同じで、一度ボイルしてあるのを焼き上げる。
玉道は、卵巣と卵管。
ここのメニューには、きんかんとなっている。
都内の洒落た焼き鳥屋の半熟に焼き、ちょうちんとか言うのと違って、
しっかり目に焼いていて、
子供の頃食べたそれに似ている。
なにも変わらない。
なにも足さない。
きっと、ずっとこのまま、そのまま続いていく店なんだろう。
鳥藤
静岡市葵区紺屋町13-6
TEL;054-255-4032
17:00~23:00
日曜休
「たくさん食べて頂きました」と¥9,000也。
大概、どこでもそう言われる。
食べ過ぎなんだろうか我々は・・・
最近ワイン飲まずにハイボールばっか飲んでます。いつか一緒に。