ふたつの Lay's サワークリームオニオン。
2019年 04月 12日

大好きな米国のポテチ。
だが、先日買って来たのの味がどうも違う。
いつもは、近所のウェルシアで¥298、
先日は、駅中の成城石井で¥420。
だいぶ値段も違うが、
そもそもパッケージも違う。
左がウェルシア¥298、右が成城石井¥420。
ドラックと上質系スーパー、
さすがの成城石井の売価だが、それにしても違い過ぎる。

あらま、ウェルシア¥298は、
米国産をそのまま輸入し、日本語の内容表示ラベルを貼っている。
一方、成城石井¥420のは、
台湾産で裏面表示はすべて日本語。
つまり、台湾でポテチをLay'sのアンダーライセンスで生産し、
日本語表示の包材で出荷している。
内容量も米国のが約180gなのに対して台湾は140g。

左が米国、右が台湾。
見慣れた米国産は、サワークリームらしい白っぽい色なのに対し、
台湾のはちょっと黄色が入っていて、
よく見ると、着色料黄色4号を使っている。
そして、肝心の味も、
左側はよく慣れ親しんだ、ちょっと酸味があるサワークリームオニオン。
台湾のは、どうかするとコンソメ味のような気もする。
オニオン風味も、米国産は爽やかなオニオン風味なのに対し、
台湾産は、ローストオニオンっぽい。
個人的な好みを言わせてもらうと、
圧倒的にウェルシア¥298/米国産に軍配を上げる。
ただ、食品流通に関わっている者として不思議なのは、
どちらも、ジャパンフリトレー(株)が輸入者。
フリトレー、FritoLay、そう、Lay'sの日本法人であり、
あのカルビーの子会社でもある。
また普通、直輸入品を扱わず他国でライセンス生産させるのかと言うと、
それなりのメリット、特に価格的なアドバンテージがあるからだ。
成城石井の商品はそういう商品。
ただ、成城石井の店頭に並ぶ前にたくさんの業者が入っているのか、
成城石井の値入率がかなり高いのか価格的なメリットはない。
しかも、誰もが認識できるくらい味も違うのに、
どちらも、輸入者は同じ日本法人。
日本法人のブランドガバナンス。
まあ、近所のウェルシアで買うから問題ないのだが。
ポテチ好きとしては、今後は裏面をシッカリ読んでから購入することにします。
(近所のナチュローには成城石井タイアップ商品が売られている)
頭は良くなりませんが( ^ω^)・・・

