小川港魚河岸食堂 焼津市小川港内
2007年 05月 22日
焼津には焼津港、新港、そして小川港と港がみっつもある。
清水と並んで国内有数の遠洋マグロの荷揚げ地だ。
焼津港にある食堂はすっかり観光地と化していて、
大型の観光バスが横付けされているが、
小川港は、港自体が分かり難く、まだそれほど観光客はいない。
しかも、市場のまん前にあるから朝の時間はほとんど市場関係者ばかりで、
活気があるというか、かなり騒々しいし、
業務呼び出しの放送なんかも、この食堂にまで入ってくる。
この日は、鰹船へ食料品の配達。
ひと段落したあとに、ちょっと早めの昼めしとなった。
入り口には、100種類くらいのメニューが写真入りで張り出してあり、
たいがいここで大迷いになる。
市場関係者相手だから、魚に関係ないメニューもかなりある。
それでも、マグロ丼の類は観光客みたいだから、
ここはガッツリと穴子天丼。
食券を買い、セルフ。
ほぼ満席の食堂内、
港のおっちゃんたちに席を譲ってもらいながら喰い始めると、
おっちゃんたちは、オレが持ち込んだ新聞を、
「なんだ日経かよ」とか言いながらみんなでバラして読む。
彼らは仕事中だろうが、ビールは欠かせない。
日本酒は一升瓶で食堂にキープしてあり、
暫くすると、コップ酒と小魚の煮付けが周ってくる。
外は大晴天なのに、
ここでは宴会が始まってしまいそうだが、
さあて、あとひと仕事。
ここは飲みたい気持ちをぐっと抑えて仕事に戻るとする。
小川港魚河岸食堂
焼津市小川 3392-9 小川港漁協ビル
TEL;054-624-6868
7:00~14:00
無休
穴子天丼 味噌汁、タクアン付きで¥750
静岡に行く機会があったら私も小川湾へ足を運んでみます。
是非寄ってみてください。JR焼津駅からタクシーでたぶん¥1,000くらいで行けると思います。食堂のおばちゃんたちも気さくでいいですよ。
キープっていうか、座敷席の壁際に無造作に並べてあっただけです。勝手に飲んでもいいのかも。