いちごを食べ過ぎると頻尿になるらしい。
2009年 01月 27日
いちご狩り。
静岡市と旧清水市の
海岸通り、
家康が祭られている
久能山東照宮があるから
久能街道と昔は言ったが、
今じゃ、
いちご狩りが有名になり、
ストロベリーロードだそうだ。
まあ、観光の目玉が
東照宮からいちご狩りに
変節したからだろが、
そこまで言わなくても
と思ってしまう。
でも、肝心の
いちご狩りの方は
結構盛況のようで、
広い駐車場は午前中から
他県ナンバーの車で
いっぱいだし、
観光バスも
次から次へと入ってくる。
たぶん、最初は農家さんのサイドビジネスだったいちご狩りも、
こうなってくると、立派な地域産業だ。
受付があり、ひとり¥1,800也を支払うと(ちと高い)、
順番にワンボックスに積み込まれ近所のハウスにデリバリーされる。
見知らぬ観光客同士がワンボックスに積み込まれ運ばれる様は、
なにか東南アジアのオプショナルツアーのようだし、
営業が終わった後のロシアンパブの送迎車の車内のようだ。
着いたハウスは山肌の斜面に連なっていて、
出来ることならなるべく下の方のハウスが楽チンだなと思いながら、
案内されたとこは、わりと下目で、一緒にワンボックスで来た家族と同じだった。
久能のいちごを石垣いちごと呼ぶように、
ハウスの中には南側を向いた石垣が並び、
そこ一面にいちごが群れるように生っていた。
生っているいちごは、章姫(あきひめ)という品種で、
元々ここ久能で栽培されていた久能早生と女峰を交配させたもの。
静岡は結構いちごの栽培が盛んで、
県の農業試験場が開発したのが紅ほっぺという品種で、
経済連も紅ほっぺを推奨栽培品種にしているが、
久能の石垣いちごは、昔から章姫を使っている。
スーパーの店頭でも、紅ほっぺと章姫がほとんどだが、
売れてるのは、高いが甘くて大きい章姫が圧倒的に構成比が高い。
そんなわけで、いちごの狩りがハウスの中で開始されたわけだが、
これが、びっくりするほど甘くて美味しい!
受付時にもらった練乳なんか、まったくの不要。
一緒に行った連れなんか、
「きっと練乳足りなくなるから」と途中のコンビニで練乳を探したほどだが、
そんな必要は、まあ、結局売ってなかったが、まったくなかった。
狩りには制限時間があり、一応60分。
最初、「60分なんか、いちご食べ続けられるかよ」とか思って入ったが、
これが結構そうでもない。
「まあ、10個も食べれば飽きるし、1,800円は高いなあ」とも言っていたが、
これも結構そうでもない。
最初、ハウスの中を行ったり来たりして赤い甘そうなのを選んでいたが、
そのうち一ヶ所に座り込み、
目の前の石垣に生ってるのを順番に食べ出す。
そんな選んでたりするより、目の前に生ってるのを食べても、
当たりはずれがないほど美味しい。
そんなんで、結局40分くらい食べ続け、
食べたいちごは、54個。
スーパーで売ってるいちご、約5パック分、
1パックが480円なら、充分に元は取ったぞ~ツ!ってな感じ。
いちごは、ビタミンCが豊富だという。
こんだけ食べれば、当分風邪ひかないぞ、と思ったが、
理系の連れが、ビタミンCは必要以上の余剰分は、おしっこで排出されちゃうのよ、
と、冷静なお言葉。
ちなみに、一日に必要なビタミンCは、
いちご5~6個で充分だとも付け加えてくれた。
ともあれ、ムスコがまだ小学生の頃、来て以来のいちご狩り、
こんなに楽しめるとは思ってもいなかったから気分もお腹も大満足。
案内のオバちゃんに赤い毛氈が敷かれた縁台でお茶をいただき、
帰りには、駐車場までの道のりを、
海を見ながら、腹ごなしに歩いて帰ってきた。
甘~い香りに包まれてデートなんていいじゃん、
海を見ながら歩く?ん?腹ごなし・・・
ホントは何か告白しそびれたんじゃyない?
バレンタインにチョコがくるといいねぇ~ウフフ。
そうそう、最近は着ぐるみ着てやってるよ。
勿論、こんなに立派なイチゴではないのですが、小さい種類で、甘みもあって、その代わり、勝手に風で飛んだ種が実を結んだ状態なので、あちこちに点在しています。
それよりも、フランボワーズやすぐりの季節の方がいいかな?
こちらも放っておいたら、どんどん広がっちゃったのですが...。
ところで、ビタミンCは大事ですね。
こちらでは、かなりインフルエンザが蔓延しているようで、人ごみに行くのが怖いですが、お買い物にも行かなくちゃいけないし、まずは、体力だなぁと思いました。