2018年 06月 28日
天然の真鯛を調理する。 |

何かそれぞれに触発されるように事件が起こっている。
モヤモヤと鬱積していた感情が、事件に触れて行動となってしまうのか。
他人事でなく気を付けたい。
何しろお互いに接点がない中で事件は起こっているからだ。

真鯛自体、養殖モノが一般に出回っていて、
ほぼ年中食べられるお魚だが、
天然となると、旬は冬だとか早春だとかいろいろある。
まあ、大概のお魚は産卵期に入る前が美味しくて、
産卵期から産卵期後は、あまり美味しくないと言うのが定説だ。
でも、ほら、「腐っても鯛」って言うじゃない。
腐ったら食べられないが、
釣ってきた天然の真鯛はいつ食べても美味しいに決まっている。
そして、釣ってきたのはいつもの通り、おウチシェフの釣りキチ上司。
それにしても、大したもんである。
公休日にひょいっと出掛けて、
普段より大きな仕事をしてくるんだから・・・

結構大きな個体だったので、
フィーレにしてから数回に分けて調理する。
まずは、鮮度がいいウチにお造り。
皮目を炙り、スライスする。
白身のお魚は、キッチンペーペーに包んで、
2晩くらい冷蔵庫で寝かせた方が味がしっくりくる。
夏期の真鯛でも、このひと手間で旨くなる。
アラはもちろん潮汁。
真鯛の骨から出た出汁が、やたら日本酒に合う。

夏野菜と一緒にポアレにする。
たまにはワインを飲みたい日もある。
火を入れると、天然真鯛の旨さがより一層際立ってくる気がする。
特に皮目の下が旨い。
皮を剥ぎながら、その下の肉をこそぎ落して食う。
若干のゼラチン質な皮下と、プリプリな身のバランスが良い。
さすが天然である。
鯛もすごいがおウチシェフの釣りキチ上司もすごい。
おウチシェフの釣りキチ上司には、
お仕事はほっといて、毎日でも釣りに出掛けて行ってもらいたいものだ。
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by tadano_buta
| 2018-06-28 11:29
| おウチごはん
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Comments(2)